一年中でもっとも花の多い季節が続いています。道端の雑草に今まで見なかった新しい外来植物が増えていますが、繁殖力で負ける在来種もそれなりに初夏の花を咲かせています。

市民グラウンドの土手にニガナ(苦菜)の群落がありました。名前の由来を齧って確かめたことはありません。

似ているこちらは、ジシバリ(地縛り)です。地面を縛るように広がるので命名され、岩の上でも生育するので別名イワニガナともよばれるそうです。



ヨーロッパから侵入したブタナ(豚菜)は、フランスで「ブタのサラダ」という名が直訳された日本全国に蔓延り、「要注意外来生物」に指定されています。


サギコケ(鷺苔)はやや湿った場所などに群生していますが、グラウンドカバーとして園芸ショップなどで販売もされています。ネットでは10ポット3780円で出ていました。

いわゆる野ばらとよばれる野生のノイバラ(野茨)は、バラの8原種のひとつで房咲き性の品種改良に使われた歴史をもち、丈夫な性質から今でも増殖用の台木に利用されているそうです。


野生化しているイモカタバミ(芋片喰)は、戦後に観賞用として南米より渡来しすっかり日本の気候に馴染み過ぎてしまいました

一輪だけでは可愛いヘラオオバコ((箆大葉子)ですが、群生している姿は不気味です。「要注意外来生物」に指定されており、在来種のオオバコをどんどん駆逐しているような気がします。




ソメイヨシノの実が色付いてきました。口中を紫色にして食べた少年時代、いま口にすると渋苦い味だけが残ります。葉脈にピントが合ってしまい、桜餅を思い浮かべてしまいました。