2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
山入城は別名国安城、久慈川の支流である山田川西岸に聳える標高185.6mの要害山の山頂から、南東に向かう尾根一帯に築かれています。 常陸源氏の名門佐竹氏8代貞義の七男師義は足利尊氏に従って転戦し、観応2年(1351)に播磨国で討ち死にしますが、その戦功…
キクザキイチゲ(菊咲一華)が一輪だけ咲いていてびっくり、来歴が思い出せません。山草類をヤマボウシの下に地植えしている一画、忘れている頃の株が残っていたのでしょうか? そばに植えてあるニリンソウ(二輪草)は毎年花を開きます。同じキンポウゲ科の…
関東の嵐山とも呼ばれる風光明媚な御前山(156m)…、その山頂手前に今は巨木で覆われる御前山城は、承久年間(1220頃)藤原時房の築城説、南北朝期に楠正家が籠城した説、天平時代の女帝孝謙天皇が下野に配流の際、怪僧弓削道鏡と暮らしたという説ま…
1996年から始まったこの彫刻展は中断をはさみ今年で11回目になるそうです。38名の出品作家の方々が主催し、地域の方々などが協力し、新緑の里山の自然の中に置かれた作品をまるでオリエンテーリングのようにまわると13キロ…というので車に自転車を…
タラの芽は山菜の代表、近辺の手入れされてない山野でよく採れますが、芽を全部摘んでしまうと枯れてしまいます。 ウコギ類はタラの芽と同じ仲間で食用になりますが、この辺ではあまり食しません。米沢藩では食料になるウコギの生け垣を奨励したため、今でも…
千波湖は、上市台地と千波緑岡台地の間の低湿地帯に那珂川氾濫などでできた浅い沼であったとされます。江戸時代初期には水戸城を防御する大きな水堀として位置づけられ面積も現在の3.8倍あったといわれます。 現在は約33.2haの千波湖、都市公園の面積…
親鸞上人ゆかりの阿弥陀寺(那珂市)の糸枝垂桜は樹齢約320年、寺伝では親鸞上人末孫16代住職信栄の時代、元禄11年(1698)3月7日光圀公御成の際に自らお手植えされたと伝わります。 中世の大城郭額田城の一画に位置し、寺院裏手にはその広大な城郭…
千波湖畔の桜は約30種750本といわれますが今年は去年より幾分遅く、3日ではまだ2~3分咲き、暖かい予報の週末には満開となるのは間違いありませんが…。 柳といえば枝垂れ柳が代表品種、その芽吹きの美しさでも知られ、俳句では芽柳、柳の芽が季語に…