国宝に指定されている那須国造碑は、草むらに埋まり苔むしていたのを延宝４年（1677）奥州岩城の僧円順によって発見され、水戸領の武茂郷（馬頭村）梅ケ平の庄屋で学者でもあった大金久左衛門重貞へ伝えられたことからストーリーが始まります。 重貞が苔を落…

最近その存在が明らかになってきた檜沢城は、常陸大宮市下檜沢字館にある山城です。 領地支配のための城というよりは、この地方の西隣に勢力を持つ那須氏の一族が治める烏山城が直線距離で約１７ｋｍ先にあり、１６世紀半ば頃には佐竹氏との幾度かの攻防戦が…

近所のＹさんちの薔薇も、シーズンなので次から次へと違う品種が咲いてきます。ということで第二弾をご紹介いたします。 【ショートケーキ】 １９８１年日本作出。鈴木省三さんという方の作ったミニバラの大輪種。 【アイスバーグ】 １９５８年ドイツ作出。…

近所のＹさんは仕事を辞めてからの薔薇作りまだ三年目、それでも約１００種の花があり庭を飾り始めたとのお知らせで、ちょっとお邪魔してその一部を撮ってきました。 調べてみると薔薇は２万種以上もありしかも毎年新しい品種が生み出されているとか…、しか…

白い砂と青々とした松…、日本の美しい海岸の風景をたとえた１００選の鵜の岬に建つ国民宿舎「鵜の岬」は、全国８２の公営国民宿舎の中で宿泊利用率が２９年連続トップ、なかなか予約が取れないことでも有名です。（最近では空室情報がホームページで掲載され…

那珂湊の魚港周辺の散歩の最終コースは魚市場、イカでも入っているかと覗いたら地物のヤリイカはシーズン終了、スルメイカは相変わらず不漁、アカイカは１パイ２０００円では手が出ません。 その中にイイダコに似たミミイカという札を見つけました。知り合い…

黒羽山久遠院大雄寺は６００年以上の歴史を持つ曹洞宗の禅寺です。 応永１１年（1404）、余瀬村（現大田原市余瀬）の白旗城内に創建された大関家の菩提寺で、第１４代大関高増（大田原資清の子）の代の天正４年 （1576）に本拠を黒羽城に移した際現在の城域…

偕楽園の西にある沢渡川緑地は、水戸台地と見和台地の間を流れる沢渡川の河岸段丘の谷間で、真ん中に常磐線が通っています。沢渡川は双葉台の新溜から流れ出し、新原付近で堀川を合流し偕楽園公園で桜川に合流する総延長約７ｋｍの小さな1級河川です。この沢…

常陸大宮市の旧山方町にある伝承の残る陰陽神社と陰陽山一帯は、陰陽山森林公園として遊歩道をめぐらした、自然と歴史を楽しめる公園になっています。 茨城県神社庁のホームページによると、『水戸藩２代藩主､徳川光圀公(義公)が寛文元年 (1661)に領内御廻村…

平成から令和へ１０連休のゴールデンウイークもいつもの通り、どこも混雑するし車でウロウロすると交通の邪魔にもなるので、近くの公園などを徘徊します。 ２７年前に造成された大規模団地の中、そのまま自然を残した公園には、外来種と従来の植物がいまのと…