2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
国指定重要文化財の楞厳(りょうごん)寺山門は、室町時代中期の建立とされ、仏頂山の麓に立つ茅葺きのその姿はあたかも日本の原風景を見るようです。本堂はこの奥約400mのところにありますが、これは寛永8年(1631)の火災で本堂などが焼失し山門だけ…
旧吉田茂邸は戦後の内閣総理大臣を務めた吉田茂(1878-1967) が暮らしていた邸宅です。もとは明治17年(1884) に吉田茂の養父・吉田健三が別荘として建てたのがはじまりです。養父亡きあと吉田茂が邸宅を引き継ぎ、昭和20年(1945)よりその生涯を閉じ…
1300年以上の歴史を持つ岩谷山清浄院仏国寺は城里町塩子にある真言宗豊山派の古刹です。寺伝では大宝年間 (705)に行基が創建し、慶長年間(1596~1614)に教導上人が再興したと伝えられており、そのころに後陽成天皇の勅額を受け、江戸時代には25石の…
小原城址は東北約400m、南北約350mの平城です。現在は本丸跡に土塁と水堀の遺構があるだけですが、周辺の家の屋敷内数カ所にそれらしい土塁も残っています。 築城年代は諸説あるようですが、笠間市のホームページでは、「手綱郷(高萩市)の地頭里見家…
9月9日早朝、この地方を襲った台風15号の爪痕が偕楽園の左近の桜にも及びました。完全に倒れた根元を見ると根があまりなく、木質部分の色も茶色で一部枯朽していて樹高16mの大木を支えきれなかったと、素人判断です。 そういえばここ数年、満開時の咲…
一面の黄金色の穂波…米どころで知られる水戸市東部の稲田でここ数年、異様な光景を目にします。黄金色に染まった稲穂の間にパッチワークのように青々とした稲の田が混じっています。 これはWCS(ホールクロップサイレージ)飼料用稲といい、稲が熟して米にな…
久慈川に面した比高15m、標高19mの台地の先端に位置する石神城、当時は久慈川が城の東側直下を大きく蛇行しており、さらに南北を深い谷地に狭まれた要害の地にあります。台地つづきの城の西側には幾重もの堀と土塁が台地を遮断して造られています。 近…