gooブログから引っ越してまいりました。季節の花、水戸の観光、近在の史跡などを写真でご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。
さて、梅雨入りしたと思ったら真夏日の好天が続き、湖沼の水不足のニュースもチラホラ…コメ不足が騒がれている状況なので、今年米の収穫に影響が出ないように願うばかりです。
このサクランボはソメイヨシノの実です。仙人が子供のころは、木に登って口を紫にして食べたものです。黒く熟した実は果柄から離れて地面に落ち、一面が濃紫色になっていました。
紅葉したような葉を雑草の間に見つけました。調べたら北米原産の外来種アメリカフウロ(アメリカ風露)の実でした。赤い縁取りの葉が目を惹き、上向きの鞘のような実は熟すとめくれ上がりその勢いでタネを飛ばすそうです。
アメリカフウロの花です。日本古来の薬草ゲンノショウコに似ていませんか、同じフウロソウ属の多年草で、いまは各地で野性化しています。
海岸の波音が聞こえる場所でムラサキカタバミ(紫片喰)が咲いていました。黄色いのはコマツヨイグサ(小待宵草)、別名月見草の小型種でどちらも外来種です。
ホタルブクロ(蛍袋)が朝露に濡れていました。地下茎とこぼれ種による結構強い繁殖力のようで庭のあちこちで姿を出します。
こぼれ種が飛んできたのでしょうか、植えた覚えのない場所に咲いていた花を調べてみたらカンパニュラアルペンブルー、こぼれ種で勝手に増えると出ていましたが、どこから飛んできたのでしょうか。
シノグロッサムは中国原産の園芸種、ワスレナグサと同じムラサキ科です。やせ地や乾燥に強く、こぼれ種でもよく殖えるというので、そのうち野性化してしまうかもしれません。
最近眼にするようになったマンテナは、ヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸時代末期に園芸用として渡来しましたが、いまは完全に野性化し雑草の中で勢力を拡げています。
雄しべと雌しべの形が面白いニゲラ(クロタネソウ黒種草)です。地中海沿岸などに自生するキンポウゲ科の一年草、花弁は退化し花弁のように見えるのは萼片で、茎苞と呼ばれるトゲのような葉が花を包んでいます。
花が終わった後のふくらんだ果実の中には。真っ黒い光沢のあるタネが入っているのが名の由来です。
ユウゲショウ(夕化粧)もいたるところで眼にしますが、これも北米南部などを原産とする帰化植物です。マツヨイグサの仲間で夕方近くに開花するので艶っぽい名が付きましたが、今は一日中咲いています。
イトバハルシャギク(糸葉春車菊)は北米原産の多年草、今はコレオプシス・ザグレブの名の方で知られています。
嬉しいことに在来種のドクダミです。古くから生薬や民間薬として利用されてきました。名前には毒矯め (どくため) の意味があり,また馬の十種の病に効くという言い伝えから、生薬名を「十薬(じゅうやく)」ともいいます。 ※矯める(ためる):悪いものをよくする